300点以上の原画を展示 映画に先駆け『黒執事原画展』を開催!

黒執事原画展 枢やな

来年1月18日(土)の映画公開に先駆けて、人気コミック『黒執事』の原画展「黒執事原画展~枢やなの世界~」が東京・西武池袋本店 別館2階の西武ギャラリーで開催される。会期は2014年1月15日(水)から22日(水)まで。

公開されるのは、200点以上の肉筆画や100点以上のデジタル画、未公開の資料や原画も含めた大規模な展示会だ。

華麗な絵柄で描かれるコミック『黒執事』の世界とその魅力とは何かを紹介していこう。

国内外で人気のダークファンタジー

『黒執事』の舞台は19世紀後半の英国。名門貴族の当主である12歳の少年シエルと、どんな業務もパーフェクトにこなす執事セバスチャンが主人公だ。

シエルが当主を務めるファントムハイヴ家は、裏社会を仕切る「女王の番犬」として恐れられている闇の一族。少年シエルと執事セバスチャンの2人が、王国の闇にはびこる事件に立ち向かっていく物語となっている。

単行本の累計発行部数は1,500万部以上、そのうち320万部以上が海外で発行されているヒット作だ。

危ういバランスの主従関係が魅力

ファントムハイヴ家当主のシエルと執事セバスチャンは単なる主従関係ではない。セバスチャンは、シエルが復讐のために契約を交わした悪魔なのだ。

両親を惨殺されたシエルには、自らも命の危険にさらされた凄惨な過去がある。その復讐を果たすまではセバスチャンはシエルを守りつつ、付き従うが、復讐を果たした暁には、シエルの魂はセバスチャンに食われてしまう契約だ。

いつ崩れるかもしれない危うい主従関係が、物語に緊張感を与えている。

原画展では作品が生み出される裏側も公開

気になる原画展の内容は、以下のように分けられる予定だ。

表紙となったカラー原画やコミックの原画、原稿が200点以上並ぶ「黒執事コーナー」。『Rust Blaster』など過去の作品の原画展示がある「枢やな先生過去作品コーナー」。作者の愛用している画材やラフスケッチ、制作過程の資料が展示される「枢やな先生製作室コーナー」。

この他に、オリジナル版画やオリジナルグッズの販売を行なう「限定ショップ」も開かれる予定だ。

本展は、特製缶バッチつきの前売り券の販売もある。販売期間は2014年1月14日(火)まで。気になる人は展示会のホームページをチェックしてほしい。

まとめ

テレビアニメ化、舞台化、映画化と『黒執事』の世界はコミックを軸にして、ますます広がっている。メディアごとに表現や設定が少しずつ変わっているので、幾通りもの楽しみ方ができるのが面白いところだ。

原画展や映画公開を経て、次はどのような世界が広がっていくのか。『黒執事』の世界から、ますます目が離せなくなりそうだ。

参考:
デビュー10周年記念 黒執事原画展~枢やなの世界~
月刊「Gファンタジー」オフィシャルサイト 黒執事
枢やなデビュー10周年で「黒執事」の大規模原画展を開催

Photo: flicer,Nayu Kim


中村さおり(なかむら さおり)

人生の大半を少女マンガと共に歩む。子ども時代の時間と小遣いは、目についた少女マンガ雑誌を求めて、むさぼり読むことに費やしていた。特に、70年代後半から80年代の隠れた少女マンガの名作を紹介したい。【どうしても手放せない本:川崎苑子/作『土曜日の絵本』】

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